2009年9月16日水曜日

ペースメーカー植え込み患者へのcardioversionの際に

昨日の話と一部重複しますが、その文献によるとペースメーカー植え込み患者にcardioversionを施す際の推奨事項は以下のごとくだそうです。

cardioversion前
・ペースメーカーとリードの機能をチェックする
・outputを上げておく
・VOOまたはAOOにしておく

cardioversion中
・除細動パドルはジェネレーターから15cm離す
・パドルは前胸部−側胸部か、前胸部−背部に位置させリードと直交させる
・複数回のショックが必要な場合は、保護ダイオードを冷やすためショックとショックの間は少なくとも5分はおく。
cardioversion後
・ペースメーカーとリードの機能をcardioversion直後にチェックする
・4−6週間はより高いoutputに設定しておく
・4-6週間後にペースメーカーとリードの機能をチェックする
・pacing閾値、sensing閾値が上昇した場合、早期のチェックを推奨する
・機能不全を生じた場合は、ジェネレーター、リード交換を検討する


0 件のコメント:

コメントを投稿